FXスワップ

【スワップ】スワップ投資の始め方と投資戦略

始めに結論、私の運用

私の運用を先に公開してしまいます。

 

通貨ペア:メキシコペソ円(1万通貨辺り15円)

証券会社:FXプライムbyGMO

投資方法:初期投資6万円で4万通貨購入。

月に15,000円入金、もしくはスワップ益が15,000円で1万通貨購入。

 

10年後には毎月37万円利益が出ます。もし決済した場合は1278万円になります。

15年後だと224万円、決済すると7693万円になります。素晴らしい~。

(試算表はのちほど記載します)

 

なぜこの運用にしているのか。理由について記載していきます。

 

FXスワップ運用とは

まずスワップの運用について簡単に説明していきます。

通貨のポジションを保持していると金利が発生します。

保持している通貨ペアの金利の差額が毎日発生することになります。

 

例えば、日本は低金利なので高金利の通貨と日本円のペアを買いで保持すると毎日金利を受け取ることができます。

逆にポジションを売りで保持すると毎日金利を払うことになります。これがスワップの仕組みです

 

例:トルコリラ円 1万通貨辺り93円

1万通貨買い:プラス93円

1万通貨売り:マイナス93円

 

※土日はスワップ金利は発生しません

※水曜は3倍のスワップ金利です

 

スワップのリスク(重要です!)

上で説明したスワップ金利が毎日発生するので保持しているだけでドンドンお金持ち、、、

になればいいんですがそんなに甘くはありません。

スワップの運用では10年20年と長期運用が前提になります。

通貨の価値は変動するので、通貨の価値が落ち証拠金が不足してしまうと

ロスカットとなり強制的にポジションが決済されてしまいます。

 

ロスカットされるということは証拠金がなくなっている状態なのでそうなると大幅に損失が出てしまいます。

スワップ益は微々たるものなので、通貨の価値が下がり過ぎている場合はいくらスワップで利益が出てもトータルでは利益が出ない

ということになります。

これは1回でもロスカットを食らったらそれまでの利益は全てなくなり逆に積立た金額も含めてマイナスになります。

ここがとても重要です。

 

ですのでいくらまでロスカットされずに耐えられるかを決めるのが非常に重要です。

現在メキシコペソ円の買いは5.488円なので15,000円を証拠金として入金して1万通貨買うと

1.5円安まで耐えられるので3.912円まで耐えることができます。

2011年からのチャートを見ると最安値は4.985円ですので更に1円安ほどまで耐えれることになるのですが

あくまで現在までの最安値でありこれから最安値より下がらないという保証はどこにもありません。

そこに投資できるかということろを慎重に判断する必要があります。

 

■2011年からのメキシコペソ円のチャート

なのでロスカットをいくらにするかは20年先もここまでは下がらないという金額

を設定する必要があります。

そこまで予想できない、、という場合はポジションを短期で決済する投資方法(トラリピ、トライオートETF)を運用するのがよいと思います。

 

 

運用通貨の選定

スワップが高い通貨は以下の通りです。

  • トルコリラ円
  • メキシコペソ円
  • 南アフリカランド円

 

この中から選んでいきます。

 

トルコリラ円について

まず一番高金利のトルコリラ円ですが、これを見るとわかりますが、2006年からずっと下がり続けています。

こんなに下がり続けているのに、15円とかのロスカットで運用している人が多いのですがこれって耐えられるんでしょうか、、、

私はどこまで下がってもおかしくないと思います。なのでこの通貨では運用しません。

 

南アフリカランド円について

2007年から17.790~6.220円までの値幅で現在は8.189円です。(2018/6/23現在)

トルコリラ円ほどではないのですが緩やかに下落しています。

2008年に7.610円まで下げた後は、比較的安定していますがそれでも下落傾向にあると言えます。

この下落のペースにスワップ益が耐えられるかというところだと思います。

が、やはり下落方向にある通貨を運用するのは気が進みません。

 

 

メキシコペソ円について

最後にメキシコペソ円です。

2008年に11円付近だったのですが、2009年に6円付近まで下落しています。

そこからは8.709~4.985円の間を推移しています。この間は下落傾向になくレンジ相場を形成しています。

現在は5.488円(2018//6/23現在)なのでレンジの中では下の方ですので為替差損も狙えます。

スワップ運用を行うのであればこの通貨を強くおススメします。(私もこの通貨ペアで運用しています)

 

証券会社の選定

通貨ペアが決まったら取引を行う証券会社を決めます。

ここもまた重要です。

なぜなら

  • 証券会社毎にスワップが異なる
  • スワップ益で新しいポジションを買える買えない
  • スワップ益のみ出金できるできない

※出金できない場合はポジションを決済しない限り税金がかからないというメリットあり

 

という要素の中から一番いい選択を行う必要があります。

 

■メキシコペソ円を取り扱っているFX業者

FX業者 スワップ ポジションを決済しないでスワップ益のみ出金 スワップ益でポジション追加
FXプライムbyGMO 15円 ×
みんなのFX 12円 ×
マネーパートナーズ 11円 ×
外貨どっとコム 11円
ヒロセ通商 11円 ×
サクソバンク証券 9円
マネックス証券 9円 ×

 

 

 

 

 

 

 

スワップが高いのはFXプライムbyGMOです。

FXプライムbyGMOはポジションを決済しないとスワップを出金できません。

ここがとても重要です。

最終的にはスワップ益のみ出金したいので外貨どっとコムで運用する必要がありますが、

出金しようとするまではFXプライムbyGMOで運用するのが利益が大きいです。

ですので10年くらい経ったら移動させようと考えています。

 

以前書いた記事はこちらです。この時はFXプライムbyGMOにしてしまった、、って一瞬思いました。笑

 

 

メキシコペソ円の運用試算

もうこれはすごいことになっていますね。

初期投資6万円、月々1万円積立するだけです。

5年後には月に5万円、10年後には37万円、15年後にはなんと224万円。訳がわかりませんね。。笑

15年間ロスカットされなければここまで複利が大きくなります。

 

ちなみに初期投資6万円で複利だけで運用した場合の試算はこちらです

 

ロスカットされないように運用していきましょう!

 

■スポンサードリンク

 

 

Shareこの記事をシェアしよう!