IPOとは
企業が新しく上場する際の株を公開前に買える仕組みです。
そのほとんどが上場した際の初値より安く買える為、上場と共に株を売るだけで利益が出る
という簡単でリスクもない投資方法です。
過去のIPOを何も考えずに全て購入しても勝率は80%を超えます。
というような投資方法なのでとても人気があり当選確率も低いのが特徴です。
私の投資戦略(運用資金30万の場合)
まず初めに私も実施している運用資金30万の場合の運用モデルです。
- 応募無料の証券会社は常に応募する
- 主幹事の証券会社は常に応募する
これだけです。
ちょっと拍子抜けしてしまったかと思いますがこれだけです。
なのですが、口座を開設する証券会社はきちんと選ぶ必要がありますのでそちらをお伝えしていきます。
ちなみに、資金60万あった場合はこのようになります。
- 応募無料の証券会社は常に応募する
- 主幹事の証券会社は常に応募する
- SBI証券は常に応募する
これも理由は書いていきますので読み進めてください。
IPOの始め方
流れとしては証券会社の口座をいくつか開設して、IPOに応募します。
その後めでたく当選したら株の申し込みを行い、上場したと同時に売る
という作業になります。
そんなに難しくないので安心してください。
IPOの戦略
いくつか検討材料があります。
- 応募するのに資金が必要かどうか
- 抽選確率は公平かどうか
- 落選時にポイントなど貯まるか
- 主幹事の回数が多いか
この4つを考えながら投資スタイルを決めていくとよいと思います。
応募するのに資金が必要かどうか
まず、応募するのに資金が必要かどうかですが、応募するのに資金が不要な証券会社は
言わずもがなですが毎回応募しましょう。
応募するのに資金が必要な証券会社は単純にいくら運用資金に回せるかという話になります。
通常100株単位の応募になるので1つの証券会社で30万円は必要になります。
抽選確率は公平かどうか
次に抽選確率、抽選方法です。これも証券会社によって異なります。
SBI証券などは口数分だけ抽選を行えるので、200株応募すれば100株応募より当選確率は2倍になる
という計算です。twitterなんかを見ていると億単位で応募している人もいるみたいなので
そう考えるとこういう証券会社は庶民では太刀打ちできません。
逆に野村証券のようにいくら応募しても1人を1単位として完全確率で抽選してくれる証券会社もあります。
落選時にポイントなど貯まるか
これも重要です。SBI証券は落選時にポイントが付きます。
このポイントを貯めて、使用してすると最終的には確実に当選する
というシステムです。(大口応募も抑えつつ考えてるなあ、、と感心してしまいます)
これも毎回拾う資金があれば拾っていき当選につなげましょう。
主幹事の回数が多いか
これも重要です。IPOには主幹事という考え方があり、応募数の80%くらいは主幹事で募集がかけられます。
その他の証券会社は残り20%くらいを分け合うので当選確率は言わずもがなです。
ですので主幹事になる確率が多い証券会社は必ず口座開設しておきましょう。
その他の検討材料
口座に入金出金で手数料なども考慮する必要がありますが、基本的にはUFJ、みずほ、SMBCなどの銀行のネットバンキングが出来る状態になっていれば
手数料は無料です。株の取引きの手数料は若干異なりますがそこは検討材料に入れなくていいと思います。
そもそも当てるのが大変ですからね。
どの証券会社の口座を開設するか
必要な要素で一覧にまとめてみました。他にも証券会社はありますがある程度フィルタを先にかけています。
(主幹事にならないのに前受金必要な証券会社とかです)
まずは、前受金が不要な証券会社の野村証券、ライブスター証券、岡三オンライン証券、むさし証券、エイチエス証券、いちよし証券は口座を開設しましょう。
ですがむさし証券、エイチエス証券、いちよし証券はIPOの取り扱い自体が少ないのでその辺りは手間と考えるか応募できるものはすべて応募するかによって異なると思います。
その次に主幹事になることが多い証券会社、SBI証券、大和証券、野村証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券も口座を開設しましょう。
唯一、マネックス証券が主幹事なしで前受金必要なのですがこの証券会社は100%完全平等抽選なのです。この点はかなりチャンスですのでこちらも口座を開設しておいた方がよいです。
となるとこの一覧に乗っている証券会社は全てですね。笑
正直なところ、口座開設でめんどくさがっていてはIPOは当選できないと思うので頑張って口座開設していただきたいところです。
証券会社 | 維持費 | 前受金 不要 |
主幹事 | ポイント | メモ |
SBI証券 | 無 | × | ◎ | ○ | 申込分だけ当選確率がアップ |
大和証券 | 無 | × | ◎ | × | 15% 完全平等抽選 5% チャンス抽選 (店頭配分あり) |
野村證券 | 無 | ○ | ◎ | × | 10% 完全平等抽選 |
ライブスター証券 |
無 | ○ | × | × | 100% 完全平等抽選 |
岡三オンライン証券 | 無 | ○ | △ | × | 当選率はステージ制 |
マネックス証券 |
無 | × | × | × | 100%完全平等抽選 10万円以下の手数料が100円の「取引ごと手数料コース」 |
SMBC日興証券 | 無 | × | ◎ | × | RIET可 |
三菱UFJモルガンスタンレー証券 | 無 | × | ◎ | × | |
むさし証券 | 無 | ○ | × | × | 配分枚数の10%以上を抽選 |
エイチエス証券 | 無 | ○ | × | × | |
いちよし証券 | 無 | ○ | × | × | IPOは電話で申込み
|
口座開設に必要な物
基本的に必要なものはマイナンバーカード(もしくは控え)の画像(表面、裏面)と免許証の画像(表麺、裏面)
があれば平気です。
たまにもう一つ必要という証券会社があるのでその場合はパスポートの画像(表面、裏面)を用意しておきましょう。
詳しくはこちらの記事にも記載しています。
まずは証券会社や銀行口座を必要な取引の分だけ開設しないといけません。一気に登録作業を行うので、必要なものを準備しましょう。 証券会社・銀行口座開設の際に必要なものと流れ マイナンバーカード(もしくは通知カード)の画像(裏/表) 運転免許もしくは... 証券会社、銀行口座開設に必要なもの - 社内SEが始める40歳からの投資戦略 |
口座開設後
後はルールを決めて応募していくだけです。当たるように祈りながら、、
始めのルールに沿って応募すると以下のようになります。主幹事もあり応募にお金がかからない野村証券、、素晴らし過ぎますね!!
毎回応募する証券会社
主幹事の場合応募する証券会社